即売会、同人誌の思い出
同人誌即売会に行くと、やはりお気に入りのサークルや、おなじみさんができてきます。
その中でも、某サークル様との出会いは、僕の人生を変えたのではないかと思います。
OさんとDさんには、言葉にはできないくらいお世話になりました。(そして、いろんな意味で現在もお世話になってます)
お二人からは、いろんな事を教わりました。
同人活動と言っても、その世界の中にはいろんな要素があります。
それは絵等のスキルであったり、多くの人をまとめて本を作る事であったり…。
Oさんとは、「ハーフリータ」という美少女漫画誌の読者繋がりで、彼の主宰するサークルで原稿を描かせてもらう事になったのです。
Oさんは本当に凄い方で、いろんな人が彼の周りに集っていました。
毎晩のようにOさんに電話し、Oさんの家に集まり、同人談議、ゲーム談議してました。
たぶん迷惑もかけてたと思うのです。
でも文句一つ言わずに沢山の事を教えてくれました。
Oさんがいなければ、今自分はどうなっていたかわかりません。
今までの人生で、一番楽しかった時かもしれません。
だから創作活動をする時は、今でもOさんが心の中にいるのです。
…Oさんのサークルで出していた同人誌の3号は、コピー誌からオフになりました。
そして、最終号は、有名な作家さんが多数参加する本となりました。(すんません、ちょっとうろ覚えです)
その中で、自分の絵はひどく見劣りするものだったのです。
また自分の描いていたオリジナル漫画のパロディ(と言っても凄く上手い)をされてしまったために、非常に描きづらい状態になってしまいました。
中学生の時に「おまえ、これ以上下手な絵描いてたら、友達無くすぞ」と言われた時以来に自分の絵について悩みました。
「とりあえず、アタリをとってみよう」
そう、それまでキャラを描く時にアタリ線を引いてなかったのです。
顔にもバッテンを描いた事なかったんですよ。
それで、自分の絵が変わったのかわかりません。
ただ、一番大事なのは楽しんで、描くことをやめないという事だと思ったのです。
本当、自分の絵に対して劣等感が大きかったですから。
だから、今PiXVとかで絵を評価してもらえた時は本当にうれしいんです。
その後、阪神の震災にあったり、結婚したり、家庭の中で問題があったり…で、同人誌即売会からは遠く離れてしまいました。
でも現在も精力的に活動されてるDさんや、友人達をみると凄くワクワクするんです。
今は、もっぱら創作活動はネット上で行うようになりました。
次回は、僕とネットでの創作活動について書きたいと思います。